お知らせ
2018/08/20

ほんとにこれでいいのか?・・・の巻

山口県で行方不明になりボランティアの男性に発見された藤本理稀ちゃんが退院したニュースを見ました。

 

ほんとに見つかって良かったと思います(^^)

 

ただね・・・。

 

ボランティアの男性がヒーロー扱いされ、家族構成やら何やらの個人情報が流れまくったことに関して皆さんどう思われます?

 

しかも、その男性が次のボランティア活動(この言い方が正しいかはわかりませんが)をするために広島の被災地に赴くと、

 

そこにまでマスコミがついて行き、男性のボランティア活動を報道する始末。

 

マスコミが報道すべき事として、何か違わないですか?

 

ボランティアを欲している場所というのは、被災地なわけですよ。

 

その場所でヒーローの取材をする必要がありますか?

 

阪神大震災のときに忘れられない報道があったのです。

 

一人のアナウンサーが今まさに家が燃えているその場所で

 

「家が燃えています!家が燃えています!」と絶叫しておりました。

 

仮に、私の家が火災で燃えている時に、横で報道の人間が「燃えています!燃えています!」と絶叫していたら、

 

ブン殴りたくなると思うのです。

 

あのボランティアの男性だって、自分のことをスーパーボランティアだと持ち上げて欲しいわけではないでしょうし、

 

マスコミも被災地まで追っかけて報道する意味があることだと思っているのでしょうか?

 

いまだ普段の生活を取り戻せていない被災地において求められていることは、たった一人のスーパーボランティアの登場ではなく、

 

今の現状を報道してほしい、という思いではないでしょうか。