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内田裕也さんが逝去されました。

奥さんの樹木希林さんの死から約半年とのこと。

・・・まぁ、不思議なご夫婦関係でございましたね～。

内田裕也さんってヒット曲がないにも関わらず、ロック界の大御所と言われておりました。

生き方がロックだったのでしょうね。

「ロック」が破天荒って言う意味なら、ヒット曲が出て売れている人がロックを貫き通すのは難しそうですな。

時代が破天荒を拒絶する風潮にありますから。

私の世代でも内田裕也さんってあまり馴染みが無いのです。

唯一と言って良い記憶は、映画「コミック雑誌なんかいらない！」の主演の人。

あとは安岡力也や白竜、ジョー山中といった強面の人たちと仲がいい。

そして何より、樹木希林の旦那。

これくらいなんですよね。

でも、コミック雑誌なんかいらない！を改めて思い起こすと、北野武映画の源流とも思えるほど、似たニュアンスを感じます。そういった意味では、天才を生み出す才能があった方なのでしょうね。

TVでは扱いにくい人だったでしょうから、ワイドショー以外ではほとんど見かける事がなかったですが、昭和の人がまた一人いなくなった悲しさが湧いてきますね。