お知らせ
2019/03/18

許す文化

明石市市長選挙が行われ泉前明石市長が再選されました。

 

自らの非を認め、早期に辞職したことが有権者には潔く映ったのでしょうね。

 

これで禊も終わったことになりますし、泉さんも心機一転、明石市のために邁進されることでしょう。

 

それに引き換え、ピエール瀧。

 

私はラジオっ子だった為、売れる前からオールナイトニッポンを聞いていて知っていたのですが、確か当時のピエール瀧はかなりな危険人物だった印象が強いのです。

 

ラジオでその印象が強い中、役者として「いい人」を演じているピエール瀧にかなり違和感を感じていたのですが、それも馴染んできていた矢先・・・。

 

こんな事になってしまいました・・・。

 

坂本龍一も言っていますが、薬物で捕まったミュージシャンのCDや音源の回収、配信停止って必要なんでしょうか?

 

私もこの意見には賛成で、人と作品は切り離すべきだと思うんですけどね。

 

そんな事してたら、ジョンレノンやポールマッカートニー、マイルス・デイヴィス、アンディー・ウォーホル等々、海外では数え切れないほどの人が薬物依存に陥っていた過去があるじゃない。

 

薬物依存を理由に芸術を否定していたら、現在公開できる音楽や芸術はかなり少なくなってしまいます。

 

今回の事件で私が一番危惧していることは、ピエール瀧が20代の頃から薬物を使用していたと報道された点です。

 

「覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?」というCMが昔流れましたが、約30年間に渡って薬物を摂取してきたピエール瀧は傍目から見ると壊れた人間には見えなかったという事実。

 

「コカインや大麻なら30年使っても人間でいられる」と思われてしまうと、更に薬物汚染が広がってしまうのではないでしょうか。

 

薬物で逮捕されたことだけを大々的に伝えるのではなく、もっともっと薬物の怖さを伝える報じ方をしないと、若い人に薬物が拡がるのではないかと思います。