2019/03/11
万策尽きたのでは
大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長が共に辞職をし、知事、市長を決めるダブル選挙が行われることになりました。
「大阪都構想」に批判的な自民党は府知事候補にタレントの辰巳琢郎氏の擁立を目指しましたが、辰巳氏は出馬要請を断ったとのこと。
問題点は2点。
大阪はいつまでダブル選挙をするのでしょう。
「都構想」で各政党から協力を得られなければ府知事、市長がそれぞれ入れ替わる選挙を繰り返しており、それをもって「府民、市民は都構想を支持している」とするのは少し無理があるような気がいたします。
府民、市民は維新の党のリーダーシップを支持しているだけで、逆に言えば、他の政党の誰かに府知事、市長をさせるくらいなら、改革の御旗のもと維新の両名のほうがいい、と思っているだけではないのでしょうか?
都構想が実現しなくても、松井、吉村両名は府民、市民から相応の支持を得られる人気の政治家ですので、都構想がダメならヤ~メタ、とならないようにだけしていただきたいですね。
もう1点。
自民党は何故、政治経験のない人を擁立しようとしたのでしょう。
確かに辰巳琢郎さんは聡明で政治家としての資質があるかもしれませんが、いきなりトップに据えようとするには流石に大阪人を馬鹿にしすぎているでしょう。
まぁ、過去には横山ノックさんが人気を博していたくらいですから、自民党の考えることもわからないではないですが、いくらなんでも性急すぎます。
人材不足なんでしょうね~(^_^;) |