お知らせ
2018/12/14

?÷174?・・・の巻

外国人技能実習生が2010年からの8年間で174人が死亡しているらしいです。

 

20代が一番多くて118人。

 

溺死が25人で、自殺が13人。

 

溺死って・・・、何故?

 

あともう一つだけ気になることが、実習生の分母(全体数)が発表されていないこと。

 

報道は公平中立に行う必要があり、一部分だけを切り取った報道では正確な把握ができないでしょ。

 

ん~~~、難しい問題だと思います。

 

日本人がキツイ仕事(「労働」と言ったほうがイメージが近いかもしれませんね)をしたがらないため、

 

その分野では間違いなく人手が足りていない。

 

人手が足りていない所に、補充する意味で外国人の方に来てもらっても、コミュニケーションが取りにくかったり、

 

そもそも働き方の文化が違ったり。

 

受け入れる企業はいいのかもしれませんが、受け入れる現場は、人手が足りなくて多忙を極める中、今度は指導するという仕事まで押し付けられる。

 

教えた相手はいつか国に帰ってしまうかもしれない。そう考えると教えるのも邪魔くさい。

 

教えを請う方は、孤立して、いつまで経っても仕事を覚えられない。いつの間にか「仕事ができないヤツ」のレッテルを貼られる。

 

・・・・これって・・・。

 

相手が外国人かどうかは関係のない、日本の生産現場では常につきまとう問題。

 

一つ違うのは、外国人の方は、だからといって簡単に仕事を辞めて家(国)に帰れない点です。

 

どんな理由があっても、「渡航費は企業が負担する」とすれば、少なくとももう少し自殺者は減るのではないでしょうか?

 

雇う側だって、それくらいの覚悟をもって受け入れないなさい!としないと・・・。

 

制度に抜けがあると、ずる賢い人はいろいろと搾取する方法を考えているものです。