お知らせ
2018/08/03

蜘蛛の糸のようですな・・・の巻

自民党の杉田水脈という国会議員の、同性愛者に対する思想信条が波紋を呼んでおりますな。

 

同性愛者のことを現在では「LGBT」と呼ぶと報道で初めて知った方も多いのではないでしょうか?

 

「同性カップルは生産性がない」とおっしゃったのが油を注いだのかしらね?

 

どうやらこの発言が戦前の優生思想につながるとの批判です。

 

・・・・。

 

「多様性の尊重」とは何なのでしょう?

 

いろいろな人、いろいろな考えを尊重しましょう、ってことではないのでしょうか?

 

だったら、この杉田議員の発言は「多様性を認めていない」事を批判されているのでしょうか?

 

でも、だとするとこの方の思想信条は多様性に含まれないのかしら?

 

私は、この杉田議員を擁護するつもりはさらさらございません。

 

ただ、「多様性」という言葉の意味と、「多様性を認めないのは差別だ!」とする論調が

 

なんとも腑に落ちないと言うか・・・、

 

「人を批判してはいけない、それは多様性を認めていない証拠だ!」とならないか危惧しております。

 

私は、この杉田議員の論稿を読んでおりません。

 

ですが、色々な考え方があっていい、とする世の中にあって、これだけ批判をされると言うことは、

 

結局いろいろな考えがあってはいけない、という事なのでしょうか?

 

こんなふうに考えだすと、まるで蜘蛛の糸に絡め取られる虫のような気がしてくるのです。

 

「多様性を認めよう」という御旗のもと進んでいった先の道は、先細っていて後戻りできない道ではないか、

 

そんな感じがいたします。