お知らせ
2017/12/19

難しい問題だ‥・・の巻

JR九州が発表した来春のダイヤ改正をめぐり、当該地域で議論が紛糾しております。

 

要するに不採算路線のダイヤ減便、列車のワンマン化に対して当該地域が不満の声をあげております。

 

この問題、他人事ではありません。

 

国鉄から民営化されてJRが発足したわけですが、やはり6つの地域に分けて分割民営化をしたのは

 

まずかったのではないかと思ってしまいます。

 

何を思ってそういうかというと、今回のJR九州のニュースの中で減便の影響を受けるであろう

 

延岡市の首藤市長がこのように述べられました。

 

「そもそもJR九州としての社会的意義は何なのか話をした。

 

鉄道事業で生活を支えることにJRの存在意義があるわけだから、そこをおろそかにするなら存続の意義に関わる」

 

お説ごもっともなのです。

 

国営企業なら・・・。

 

どんな仕事でも、民間企業であれば、不採算なものに関しては、

 

それがどれだけ会社にとって思い入れがあっても、業績を左右するリスクファクターであるなら

 

苦渋の決断をしなければならなくなってしまうのです。

 

JRからすれば、「減便されたくないなら街を活性化させて」と言いたい話でしょう。

 

この話は、我が福知山をはじめ、近畿北部でも起こり得る話でございます。

 

街の活性化を願ってやみません。